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📆 2020-10-26

「プロダクトマネジメント - ビジネストラップを顧客に価値を届ける」を読んだ

プロダクトマネジメント - ビジネストラップを顧客に価値を届ける を読んだ。

各章の簡単なメモ・感想

1章 価値交換システム

顧客に本当の価値を届けるには、顧客のことを深く知る必要がある。

普段、顧客のことを考えながら仕事できているかというと、そうでもない日が多いのが正直なところ。

2章 価値交換システムの制約

価値を定義して計測して、顧客のアウトカムを実現できたことを称賛するべき。

自分たちのアウトプットが、顧客のアウトカムの向上になっているかどうか?

3章 プロジェクト/プロダクト/サービス

  • プロダクト
    ユーザに価値を届けるのに人手が必要ないもの(iPhone, Tinder, ...)

  • サービス
    ユーザに価値を届けるのに人手が必要なもの(財務処理、デザイン作成, ...)

  • プロジェクト
    特定の目標を達成するための作業のかたまり

上記の定義はわかりやすい。この説明であれば、なぜプロジェクトにだけフォーカスして、プロダクトやサービスにフォーカスしないのがまずいのかが分かる。

4章 プロダクト主導組織

  • セールス主導
    顧客との契約にプロダクトが従う

  • ビジョナリー主導
    1人のビジョナリーにプロダクトが従う

  • テクノロジー主導
    テクノロジーにプロダクトが従う

  • プロダクト主導
    ビジネスアウトカムを軸にプロダクトを最適化

プロダクト主導 = 顧客のアウトカムを生み出すことを優先すること

5章 私たちが知っていること知らないこと

  • 既知の既知 事実。ここから始める

  • 既知の未知 知らないことを知っている状態。検証などで事実に変えていく

  • 未知の既知 長年の経験。直感。これも検証で事実に変えていく

  • 未知の未知 自分が知らないことを知らないこと。顧客との会話で見つかることがある

プロダクトマネージャーの仕事は、

  • 事実に基づいて価値交換システムを最適化する
  • 既知の未知を事実に変える
  • 未知の未知を発見する
  • ビジネスとテクノロジーの間にいてプロダクト主導を実現する

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